Google アナリティクスでサイト(プロパティ)を追加する際の注意点
- マーケティング
- 2021年4月14日
Google アナリティクスの最新版にあたるGoogle アナリティクス 4が、2020年末にリリースされました。
その為、新しくサイト(プロパティ)を追加する際には、Google アナリティクス 4のプロパティが作られ、解析画面もGoogle アナリティクス 4の画面になります。
今まではセッションを中心とした計測だったのですが、アナリティクス 4からはイベントを中心とした計測となっています。これにより、今までの画面とは大幅に変わってしまうことに加え、色々な使い方も変わってしまい、慣れるまでは結構な時間を要するのではないでしょうか。
ただ、基本的には新しいGoogle アナリティクス 4になってしまうのですが、新規追加の際に設定を変えることで旧Google アナリティクスも使うことが出来る為、しばらくは併用することをお勧めします。今回は、新しくサイト(プロパティ)を追加する際に、旧アナリティクスも使えるようにする方法をご紹介します。
Google アナリティクス 4の画面
こちらが、Google アナリティクス 4の画面になります。
「行動」がなくなり「エンゲージメント」という項目になっています。
そして、ページビューはイベントという扱いになっており、今までと同じようには使えない状態に。。。 もしかすると「この画面は使いづらい」ということで、そのうち仕様が変更される可能性もあります。設定次第で、旧アナリティクスの画面も併用できますので、その使い方がお勧めです。
旧Google アナリティクスも並行して使う手順
今まで使っていたユーザーは、基本的には旧Google アナリティクスの画面のままです。Google アナリティクス 4にアップグレードすることで、併用できるようになります。新しくサイト(プロパティ)を追加する際には、設定を間違えてしまうと、旧Google アナリティクスの画面は見ることが出来ませんので注意しましょう。
新しくサイト(プロパティ)を追加する際に以下のような「プロパティを作成」の画面が表示されます。普通に進めてしまうと、Google アナリティクス 4のプロパティになってしまうのですが、「(1)プロパティの設定」で「詳細オプションを表示」をクリックします。
すると「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」という項目が表示されますので、その右にあるトグルをクリックして「オン(青色)」にします。
念のため「Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスのプロパティを両方作成する」にチェックが入っていて、「Google アナリティクス 4 プロパティの拡張計測機能を有効にする」にチェックが入っているかを確認しましょう。上記の設定で、サイト(プロパティ)の追加を進めれば、Google アナリティクス 4と旧Google アナリティクスが併用できるようになります。
まとめ
「Google アナリティクス 4」の新しいプロパティで作成しても、後から「ユニバーサル アナリティクス(旧アナリティクス)」のプロパティを追加出来るようにして欲しいですよね。まだリリースされたばかりですので、今後、仕様が変わり、上記の手順では旧アナリティクスのプロパティを併用することが出来なくなる場合もありますので、ご注意ください。
Flashの制作にハマり独学で習得。その後、都内のWEB制作会社にて、大手自動車メーカーや大手カード会社など、様々な制作を経験する。現在は、デザインだけでなく、WordPressのカスタマイズやSEOなど、制作全般に携わる。好きなものは、ブログ、テニス、ガジェット、節約
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