初めての大腸内視鏡検査を受けてきました
- 働き方
- 2022年2月9日
みなさま、健康ですか?
わたしは健康です!・・・と、思っていました。
あの日までは・・・。
と、思わせぶりな書き出しをしてしまいましたが(笑)
他社様と同様、わが社でも健康診断を毎年必ず受診することになっています。
その結果、要精密検査という結果になってしまったので検査を受けてきたよ、というお話です。
(ちなみにわが社の場合、各自都合の良い日時・会場で受診することになっています。
遠くの会場に行かずに自宅近くなどで受けられますし、特に女性は日程による体調の都合もあるのでこの点はとても助かっています!)
健康診断の結果
毎年憂鬱ながらも受診して、「やはり何もなかったなー」で終わっていたのですが、今年の受診結果はいつもと少し違いました。
「総合所見:指導区分5」
指導区分5?見慣れない数字です。
精密検査!?
「大腸鏡検査行って下さい。」
これかあああああ
大腸鏡検査と書いてありますが、要するに大腸内視鏡検査というもので、まあ平たく言いますと、おしりから内視鏡を入れて大腸の中の様子を直接診てもらう検査になります。(ひぇっ)
そして検査の前には、2リットル(!)の下剤を短時間で飲み干さなければならないという試練もあります。
ネットで情報を検索すると、検査が痛かった&苦しかったとか、恥ずかしかったとか、下剤を飲むのがとてもつらかったとか、怖い情報も多いです・・・。
おそらく検索でここにたどり着いた方は、大腸内視鏡検査を受ける前の不安解消のために体験談を探している方が多いかと思います。
現にわたしも受診前には検索魔になっておりました・・・。
そんな方の参考に少しでもなればと思い、受診当日のレポートをさせていただこうと思います!
ウワサの下剤
大腸内視鏡検査の前に腸内をからっぽにしておく必要があるため、特別な下剤を大量に飲みます。
わたしの場合、昼過ぎからの検査でしたので、当日朝から自宅で下剤を飲むことになりました。
下剤には何種類かあるようですが、わたしが飲んだのは「ニフレック」というお薬です。
透明なバッグに粉末が入っていて、そこに約2リットルの水を入れて溶かして飲みます。
10分に200mlのペースで、2時間で飲み終わるよう指示がありました。
この薬、2リットルという量もさることながら、味が大変不味くて飲むのがツライとの評判です。
中には飲めずに吐いてしまう方もいるとのことで・・・;(なにそれこわい)
看護師さんから、前日の夜に薬を作って冷蔵庫で冷やしておくと飲みやすくなるとのアドバイスをいただいていたので、その通りにキンキンに冷やして挑みました。
意を決して飲んでみると、
あれ?そこまで言われるほど不味くない。
(おいしくもないけど)
においはスポーツドリンク風。味は少ししょっぱいです。甘さはありません。
経口補水液を薄めたような味ですね。
薄い分、むしろ経口補水液より飲みやすいです。
また、ストローを使って飲むと味がわかりづらく、量も飲みやすかったです。
この薄ら不味い液体をたくさん飲むのですが、飲みながらなるべく体を動かした方がいいと言われていたので、フィットボクシングをやりながら飲もうと思いました。
・・・無理でした(笑)
10分200mlというノルマをこなしながらのボクササイズは忙しすぎて無理です!
仕方ないので、やりかけだったRPGを遊んで気を紛らわしながら時々ウロウロ歩きながら飲みました。
飲むことに意識を集中してしまうと味や量が気になって気分が悪くなってしまうので、好きなことなどをやりながらリラックスして挑むのがいいと思います。
1リットルを超えたあたりで、トイレに行きたくなってきました。
ここからはひたすらトイレを往復しながら飲むことの繰り返しになります。
RPGといえども、ゲームをする余裕もなくなってきました。
わたしの場合、トイレに行き始めてからの方が飲み進めやすかったです。
出ているのだから飲めるはず、という心理的な部分も大きかったかもしれません。
2時間ぴったりは無理でしたが、なんだかんだで10分オーバーほどですべての量を飲み終わりました。
思ってたより全然大変ではありませんでした!
ただ冬場にキンキンの水分を大量摂取したのですっかり体が冷えてしまい、トイレが落ち着いてから暖かいお茶を飲んでお風呂につかりました。
大腸内視鏡検査、本番
さて下剤をクリアして事前準備が整いましたので、時間通りに病院に行き、いざ本番です。
わたしが検査していただいた病院では検査時に鎮静剤を使用するので楽に検査が受けられるとのことでした。
とはいえ小心者なので恐怖でドキドキします・・・。
まず簡易的な個室にとおされ、検査着に着替えます。
おしりの部分に穴が空いた不織布のズボンを履くのですが、上から丈の長い検査着を羽織るので丸見えになるわけではなく、恥ずかしい思いはしませんでした。
順番が来ると検査室に案内され、検査台に横向きで寝ます。
ここで点滴の準備をして、しばらくすると先生が登場です。
「鎮静剤を入れます。ちょっとふわっとした感じがしますよ。」
との言葉を聞いたらすぐ眠ったようで、そこからの記憶がほとんどありません。
なんとなくお腹が張っている感じがするなー、と夢うつつに思っていました。
次に聞いた言葉は、看護師さんの声。
「終わりましたよー」
本当に一瞬でした。体感で10秒です。(実際は15分くらいだと思います)
鎮静剤すごい!
その後ベッドに移動して、横になって鎮静剤が抜けるのを待ちます。
検査後にお腹の張りで苦しむ方もいるようですが、わたしの場合は全くありませんでした。
意識がはっきりしてきたら着替えて、結果の説明を受けます。
幸い癌やポリープは見つからず、問題なしとのことでした!
(わたしのように便潜血が出ても、問題ないケースが多いとのことです)
結論:思ったより楽勝でした!
大腸内視鏡検査は嫌な情報を目にすることも多く検査前はずっと憂鬱でしたが、恐れていたよりも楽に終わることができました。
わたしなりの勝因は
- 下剤は自宅で飲む
- 下剤はよく冷やしておく
- ストローで飲む
- 好きなことをしながらリラックスして飲む
- 鎮静剤を使用している病院で受ける
です!
「案ずるより産むが易し」とはうまく言ったもので、不安のあまり調べすぎて逆に不安になりすぎるのもよくないなあと思いました。
もちろんこれはわたしの場合で感じ方は人それぞれですが、工夫することで楽にできる部分もかなりあったので、もし検査を受けなければならないのに怖くて受けられないという方がいたら、思い切って受けていただきたいです。
なにかあれば早期発見できて治療に入れますし、なにもなくても安心を手に入れられます。
安心して食べるごはんはおいしいですよ!
大学で外国語を専攻し、卒業後は憧れの翻訳会社に入社。ひょんなことからシステム部に配属されたのをきっかけにWebの世界にはまり、Webデザイナーを志す。
現在はデザインだけでなくPHPによるプログラミングなどWebサイト制作全般に携わる。2児の母として仕事と家庭の両立に奮闘中。
好きなもの→ WordPress、ゲーム、ガーデニング、妖怪、お酒
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