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WordPressの「Classic Editor」と「Classic Widgets」はいつまで使える?

WordPressの「Classic Editor」と「Classic Widgets」はいつまで使える?

WordPressは、2018年頃の更新で「Gutenberg(グーテンベルク)」と呼ばれるブロックエディタが実装されました。それまでの記事の投稿画面では、テキストや画像を投稿することはできますが、レイアウトの伴う投稿をする場合には、HTMLで投稿するか、自由にレイアウトできるプラグインを使って投稿する必要がありました。

ただ、当初のGutenbergは使いづらかったのと、慣れていないユーザーからは不評だった為、公式から以前のエディタに戻す為のプラグイン「Classic Editor(クラシック エディタ)」が提供されました。同様に「ウィジェット」の画面もブロックエディタが搭載されたのですが、こちらも「Classic Widgets(クラシック ウィジェット)」で元のエディタに戻すことができます。

弊社のお客様も、以前からWordPressを使っている場合には、やはり使い慣れたエディタが良いということで「Classic Editor」や「Classic Widgets」を使うことが多い状況です。ただ、すでに5~6年経っている状況ですので、「Classic Editor」や「Classic Widgets」がいつまで使えるのか気になるところですよね。

少なくとも2024年まで、または必要な期間

それぞれのプラグインのページには「少なくとも2024年まで、または必要な期間(必要なくなるまでの間)、サポートとメンテナンスが行われます」と書かれています。2024年までと言うと、今年ですね。ただ、今までも期間は延長されてきた経緯がありますので「今年中に使えなくなる」ということはないと思います。

・Classic Editor(WordPress公式)
https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/

・Classic Widgets(WordPress公式)
https://ja.wordpress.org/plugins/classic-widgets/

また、有効インストール数(アクティブインストール数)は、Classic Editorが500万以上、Classic Widgetsが200万以上(2024年5月現在)で、まだまだかなりのユーザーに使われているようですので、しばらくはサポートが終了することはなさそうですね。

Classic EditorやClassic Widgetsに非対応のプラグインも

とはいえ、サードパーティーのプラグインで「Classic EditorやClassic Widgetsに対応しなくなる」というような事象が出てきました。確かにプラグインの開発側も「どちらのエディタにも対応させる」となると、検証工数などもかさむと思いますので、いつまでも対応させる、というわけにはいかなくなってきますよね。そうなると、徐々に対応するプラグインも減ってきてしまいますので「Classic Editor」や「Classic Widgets」が使われなくなることが増えてくると思います。

弊社でも、サイトのリニューアルを機に、ブロックエディタを使っていただくことが多くなってきました。しかも「Gutenberg」のブロックエディタが、結構便利で、今まではプラグインでしか実現できなかったようなレイアウトを、簡単に構築できるようになっています。そうなると、あえて「Classic Editor」や「Classic Widgets」は使わなくなってきました。

このようにして、徐々に有効インストール数は減ってくる可能性があります。試しに過去の有効インストール数を確認してみましたが、それぞれインストール数が減っている兆候は見られませんでした。

まとめ

「Classic Editor」や「Classic Widgets」がいつまで使える、という明確な情報は提供されていません。ただ、サードパーティーのプラグインも対応しなくなり始めているのは事実ですので、そろそろ新しいエディタの「Gutenberg」を試しに使ってみても良いのではないでしょうか。いつかは変化に対応しなければならない日は来ると思いますので、余裕を持って徐々に切り替えていくことをおすすめします。

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