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SVGでテキストが意図せず明朝体になったり文字化けする原因

WEB制作において、SVG形式の画像を使う機会が多くなりました。
SVGの画像を使うことで、拡大・縮小をしても画像が綺麗ですし、容量を軽くすることが出来ます。特にアイコンやロゴなど、単純なベクターデータがSVG形式に最適です。

ただ、SVG形式で注意しなければならないことが、テキストを扱う時になります。これを間違えてしまうと、パソコンでは問題なく表示出来ていたのに、AndroidスマホやiPhoneなどのスマホで閲覧すると、ゴシック体のテキストが明朝体になってしまったり、文字化けを起こしてしまったりすることがあります。

テキストはアウトライン化がおすすめ

なぜ、意図せず明朝体になってしまったり、文字化けを起こすのか。
それはSVG形式で保存した場合でも、テキストは画像として扱われないから、ということになります。WEBで良く使われているJPGやGIF、PNGなどは、その形式でテキストを保存した際には、画像として扱われる為、文字化けを起こしたりといった現象は起きません。

ところがSVG形式で保存した場合には、テキストはテキストとして扱われる為、閲覧するデバイスに該当のフォントが入っていないと、異なるフォントで表示されたり、文字化けを起こしたりする、という現象が発生してしまいます。その為、SVG形式で保存する場合には、テキストはアウトライン化してから、保存するようにしましょう。

Adobe XDでテキストをアウトライン化する手順

Adobe XDでテキストをアウトライン化する際の手順は以下の通りになります。
まずは、アウトライン化したいテキストを選択しましょう。

まずは、Adobe XDでアウトライン化したいテキストを選択しましょう。

 

次に、「オブジェクト」メニューから「パス」を選択し、その中の「パスに変換」をクリックします。ショートカットはWindowsであれば「Ctrl」+「8」、Macであれば「⌘(command)」+「8」になります。ショートカットは覚えてしまうと楽ですよね。

次に、「オブジェクト」メニューから「パス」を選択し、その中の「パスに変換」をクリックします。ショートカットはWindowsであれば「Ctrl」+「8」、Macであれば「⌘」+「8」になります。

 

これでテキストがアウトライン化されました。

これでAdobe XDでテキストがアウトライン化されました。

Adobe Illustratorでテキストをアウトライン化する手順

Adobe Illustratorでテキストをアウトライン化する際の手順は以下の通りになります。
まずは、アウトライン化したいテキストを選択しましょう。

まずは、Adobe Illustratorでアウトライン化したいテキストを選択しましょう。

 

次に、「書式」メニューから「アウトラインを作成」をクリックします。ショートカットはWindowsであれば「Ctrl」+「Shift」+「O」、Macであれば「⌘(command)」+「Shift」+「O」になります。

次に、「書式」メニューから「アウトラインを作成」をクリックします。ショートカットはWindowsであれば「Ctrl」+「Shift」+「O」、Macであれば「⌘(command)」+「Shift」+「O」になります。ショートカットは覚えてしまうと楽ですよね。

 

これでテキストがアウトライン化されました。

これでAdobe Illustratorでテキストがアウトライン化されました。

まとめ

SVGでテキストを扱う際にはアウトライン化を忘れないようにしましょう!

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